スケジュールを埋めちゃう癖

僕は最近、スマホのカレンダーアプリを使ってスケジュールを管理しています。

日本にいるときは紙の手帳が好きで、毎年新しいものを買うのを楽しみにするほど。

でも、インドネシアに来ると、予定が入ったり消えたりがとてもたくさんあるので、紙に書くよりもスマホで管理した方が都合がいい。

 

スマホのアプリには、毎週同じ時間に同じ予定を入れ続けることができます。月曜日の授業は何時から何時まで!っていうのを、エンドレスにカレンダーにぶちこむことができます。便利ですね。

 

それで授業の予定をすべて入れていたのですが、今週の月曜日から試験が始まり、授業がありません。

そこでテストが終わるまでの授業の予定を全部消していくと、スケジュールが1週間半くらい真っ白になってしまいました。

 

日本では経験したことの無い白さ。(洗剤みたいやね)

 

ゆっくりしようか、と思うのですが

そこでもう一人の僕がこう言うのです。

「このまま時間を無駄にするのはもったいない。なんか予定入れようで」と。

 

気が付いたら、空白のスケジュールにちょくちょく予定を入れていました。

 

これはなんでなんでしょうか。

 

自分なりに出した答えは、「休んでいても生きてる気がしないから」でした。

 

日本で日々忙しくしている中で、1日オアシスのような休みの日がある場合、僕は思いっきり休むことができます。休んでいて心地いい。

 

でも、活動がない休みがずっと続くと、「もっと活動させてくれ!」となってきます。「生きてる気がしない!!」と。

 

活動と言っても、「1人でただ海辺を走る」みたいな活動をしても効果は薄いのです。

自分以外の誰かと一緒に、何かやりたい。

 

この中には、「求められたい」「必要とされたい」という欲求が少なからずあるなあと気づきました。

空いたスケジュールに耐え切れないのは、一因は承認欲求なのかな。

 

アドラー心理学は、「承認欲求を捨てろ」と言います。

「承認されるかどうかは他人に掛かっている。それにすがる以上、自分の人生を歩むことができない」と。

 

イチローは、一番嫌いな言葉として「成功」をあげていた。

子どもの頃イチローに憧れて、いろんな本を読んでいた時にこれを知ったが、当時は意味がわからなかった。

でも、今なら何となくわかる。

「成功」は他人が決めるものだからだろう。

 

他人の評価とか、そういうの抜いたときに、いったい自分は何がしたいんだろう。

 

みたいなことをぐるぐる考えるマンになってました。